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カップヌードルのエビの名前はプーバラン?シュリンプカクテルに使われていたって本当?

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「シュリンプカクテル」というワードが突如3月19日にTwitterのトレンドに入ったのはなぜ?
カップヌードルのエビと関係があるようですが、なぜ話題になっているのでしょうか?
話題の理由とシュリンプカクテルとカップヌードルのエビについてまとめました。

「シュリンプカクテル」が注目されたのはなぜ?

突如として話題になった理由は、現在高視聴率のNHK連続テレビ小説・第99作「まんぷく」で登場したからのようです。
「まんぷく」は、日清食品の創業者でインスタントラーメンを発明した安藤百福さんとその奥さんの仁子さんをモデルにしたドラマです。

NHK「まんぷく」公式サイトはコチラ

その中で、チキンラーメンに次ぐ現在の日清カップヌードルを開発する過程で、カップヌードルに入れる具を模索し、色取りとして60種類ものエビの中から開発担当者が見つけ出したエビが、偶然ホテルで出された「シュリンプカクテル」に使われていたエビだったことから注目が集まったようです。

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プーバランとはどんなエビ?

プーバランはインド西海岸でとれるエビで、主にむきエビに加工されて流通しています。
茹でると身は緋色がかった橙色になり色鮮やかで、またフリーズドライ加工をしても味や色が損なわれず、トラックによる長距離運送時の衝撃でも崩れない程度の強度を維持できるため、日本ではインスタント食品やピラフ、エビ焼売などに使われています。
食品や飲食店で使われる事は多いですが、市販向けに「プーバラン」と言う名前を出して冷凍むきエビなどを販売する事はないようです。
そのため、聞きなれないエビの種類に検索した人が多かったようですね。

ちなみに、カップヌードルが解発された頃のプーバランは、乾燥用小エビとしては最高級品で、47年ごろの原価は1キログラム4500円ほどだったそうです。

はるばるやってきて、60種以上から選ばれた「特別なエビ」は、日本人の生活のなかで、いつの間にかなじみの存在になっていったようです。

シュリンプカクテルに使われていたって本当?

シュリンプカクテルとは、オードブルの一種で、ゆでた小えびの皮をむき、カクテルグラスの縁にかけるように盛りつけたものです。食べるときに、グラス中央に添えたカクテルソースにつけます。
現在のレシピでは、エビの種類はプーバランに限らずブラックタイガーや水晶エビなどエビであれば特に指定はないようです。

しかし、カップヌードルが開発されていた1972年ごろには、関西で「シュリンプカクテル」を出すお店もほとんどなかったようで、高級食材でもあったプーバランはホテルの高級レストランでしか扱っていなかったようです。

現在では、手ごろに手に入るエビも当時は高級品だったようですね。

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カップヌードルにエビはいらない??

時代は変わり、エビが高級食材といわれなくなったせいもあり、カップヌードルにエビはいらない!という人も多いようです。
またその小ささからカップヌードルのエビはオキアミだと疑われたり、オキアミの画像がプーバランとしてインターネット上で紹介される事もあったようです。しかし、オキアミは殻付きなら近いサイズですが、剥くと更に小さくなってしまうことに加え、見た目や味、歯ごたえも異なるため、プーバランの代用にはなり得ません。他にも、フリーズドライ加工後の丸まった外見から、昆虫の幼虫に色を付けただけの代用品等と言う根拠のない噂も出回っていたようです。

しかし、開発過程を知ればエビは色取りとしてだけでなく栄養価も考え、出汁としても一役かっており、なくてはならない具材なのです。

ただ、甲殻アレルギーの人も最近多いので、もしかしたら、エビに代わる新たな食材があってもいいかもしれませんね。

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