50歳は、身体的にも、内面的にも変化に直面する年齢です。日々時間に追われ人生に疲れたようなくたびれた、くすんだ時間を過ごすか、自分の進むべき道をみつけて充実日々を過ごすかは、自分の考えかたひとつで大きくかわります。疲れた人と元気な人との違いを理解して対処方法をみつけていきましょう。
人生に疲れた50歳
ライフサイクルの中でいろいろな変化が起こる50歳(代)、思い込みや、やらなくてはいけないものが多かったのは40代までです。変化に疲れてしまう前に、気持ちをリセットするためにも「断捨離」がとても役に立ちます。
「ものを捨てること」は、人生の棚卸になります。
ものに囲まれてしまうと、身動きが取れなくなり、次に進む道も見えません。
この年齢での「断捨離」をすることは、物を処分してすっきりするだけでは、次のステップを見つける大切な準備ともいえるでしょう。
まだ50歳と思えるこれからを探す方法
人それぞれ不要なものは違いますが、主な4つをご紹介していきます。
- ・物そのものを断捨離してみる…いままで着る回数が少なかった洋服、アクセサリー、飾りでしかなかったハードカバーの本など、だいぶ以前に使用したものなどどんどん捨てていきましょう。
- ・やらなければいけないことを手放してみる…しなくてもいい家事はやらない。地域のボランティアもこどもが卒業したら次の世代へ。
- ・習慣を捨てる…あとでやることは、やらない。完璧に何事も進めたい気持ちを「だいたいでいい」と自分に優しくなってみましょう。
- 人間関係の断捨離をしよう
「なにをやらないか」を先に考えるように優先順位をかえることです。
文字にするとあまりいい感じではありませんが、実はとても大事なことの一つです。
周りにネガティブ思考の人や、悪口や不平不満ばかり口にしている人、自分のことしか話さない人。このような人たちが周りにいると、聞いているだけで、疲れてしまいませんか?
負のパワーが強く、エネルギーを奪われてしまい疲れてしまうのです。自分にとってマイナスでしかないのなら、整理することが必要です。
断捨離をしてすっきりしたうえで、これからやりたいこと、やってみたいことなど探す時間をつくりましょう。
50歳のこれからの探し方
- 趣味を見つける…好きなものや趣味を見つけて、時間を作ってみましょう。なにもない場合、友人に誘われたものにとにかく行動を起こしてみましょう。
- 好きな仕事をする…これまでは誰かのためにしていた仕事だと思いますが、子育てから解放されたら、自分のやりたいことを可能であればチャレンジしてみましょう。
- 友人との時間を大切にする…一人の時間を過ごすことも大切ですが、気の合う友人と過ごす時間、子供が小さくて行けなかった旅行など計画するのもいいでしょう。
- 勉強や読書な度自分の時間を大切にする…まとまった時間が作れるようになりましたら、今まで読めなかった読書や、興味のあった資格を取るために勉強する時間を取りましょう。また興味のあったセミナーに足を運ぶのもいいでしょう。
興味がなかったものでも、実際にチャレンジし、見に行ったら面白く思う面があるかもしれません。
思い込みなどしないようにまずは行動です。
好きなこと以前から興味があったものなどやってみてもいいでしょう。
趣味を通して知り合った友人との時間など、気の合う友人との時間を大切にしましょう。
まとめ
人生に疲れた50歳は、ライフサイクルの変化についていけないこともあり、体力的にも、内面的にも疲れがでてしまう時期です。
50歳でやりたいことや、今後の自分の進む方向が見えない場合は、見通し、風通しを良くするために「断捨離」を行うのも一つの良い方法です。
- 物を捨てる
- やらなければいけないことを手放す
- 習慣を捨てること
- 人間関係を整理する
すっきり、たっぷりの空間ができてから、ゆっくり自分のやりたいことなど見つけて進めていきましょう。
50歳はまだまだ人生疲れてはいられない世代でもあります。