「リースバック方式」の仕組みを知っていますか?上手に活用していくことで、頭を抱えていた税金や今後に必要なお金の確保もできるようになります。
現在、不動産関係では、「リースバック専門」の企業もありますが、まだまだ取り扱いのできる企業は少なく、条件も厳しいようです。
どのような仕組みで、それぞれのメリット、デメリットなども知っておきましょう。
「リースバック」を正しく理解してあなたも活用してみてくださいね。
リースバック方式って何?仕組みを知って活用できるきっかけにしよう
リースバックは「賃貸借契約付き売却」のことです。←さっぱりですよね?
もう少し噛み砕いて説明しますね。
また売却した時のお金は,一括で支払われるので、住宅ローン以外の支払いができます。
自宅(自社ビル等)の場合、引越しすることなく、そのまま住むことが可能です。
賃貸の場合2~3年ほどの契約期間が多いようですが、リースバックの場合長期間が多く
土地の活用方法に迷っている方にも
突然の財産相続で土地をもらった方や、活用方法に悩んでいる場合にもこのリースバック方式が活用できます。放置状態の土地でも維持費や管理費用が発生します。
不動産会社や建設会社に相談しながら、リースバック方式を上手に活用しましょう。
不動産でのリースバックのメリットとデメリット
メリットは?
- 売却時の固定資産税は不要
- 売却したことで、まとまった現金できます。
- 売却後もそのまま自宅として使用可能。
- 売却をしたことを周囲に知られにくい
- 将来的に買い戻すことも可能
デメリットもあげておきます
- 家賃の支払いが発生します。
- 必ず買い戻せることの保証がない。
- 売却額は一般的より低い
- 買い戻し額が売却額より高い可能性も。
将来的に買い戻しが希望ならば一筆交わしておくことが必要です。
また契約で交わした期間中に家賃を払っていける安定した収入は必須です。
買い戻す時には、固定資産税の負担が必要になります。(買い手が負担)
自動車リースバックのメリットとデメリット
メリットは?
- 現在使っている車にそのまま継続で可能
- 車両管理、管理業務の合理化
- 税金や保険なども代行してもらえる
- 車両にかかるコストの安定
- 高額な初期投資をさけられる
デメリットも
- 購入額より高くなる場合もあります。
- 中途解約ができない。
その他(不動産・自動車)
- リース契約する前に審査があります(自動車の場合要望にそえないことあり)
- オーバーローン状態(売却額が住宅ローンの残高より多くなっていないこと)
- 不動産の場合、売却額が低かったり、家賃が高めであったり、買い戻し額が高めの可能性あり。
- リースバックにおける賃貸契約の期間は双方の間で任意で決めることが可能。
- リースバックの自動車は、レンタカーではないので「わ」ナンバーにならない
リースバック方式についてのまとめ
リースバック方式は不動産と自動車でしかまだできない仕組みです。
きっと続々と適用できるものがでてくると思います。
不動産や自動車のリードバックは希望して審査をうけたら全てがOKではありません。
難しい部分やまだまだ浸透しきれていない仕組みのひとつです。
メリットのほうがたくさんありそうです。
退職後の年金生活のみの不安や、子供の今後の教育費など。
金銭面だけではなく、住み慣れた場所から引っ越さなくても良い。
子どもの生活サイクルが変わらなくていいことも。
将来的に、買い戻すことが目標であるならば、計画的に過ごし
1日にでも早く買い戻すことができますように。