こんにちは
日本三名園の一つで、金沢が誇る人気観光スポットの兼六園。
今回はミシュランからも最高ランクである3つ星の評価を受け、
海外からの評価も高い冬の兼六園、その2月の見どころを紹介していこうと思っております。
雪を本格的に味わえるのは2月まで!
今年2018年の2月には、金沢を含む北陸地方で記録的な大雪となり、
旅行どころか、現地の方の生活にも大きな影響が出てしまいました。
このようなニュースを見ていると、やはり金沢の雪というのは心配になってしまいますよね…
まあ正直、あれは少し例外と捉えていただいてもいいかもしれません。
兼六園は街の中心部に位置していますからね、
もちろん雪は降りますが、私はあくまで常識的な範囲だと思うんですよね…
そして皆さんはどうでしょうか?
2月といえば、一年で最も寒くて雪も多い時期という印象があると思うのですが、、、
実際に気象庁の過去30年の平均データを見てみますと、
1ヶ月で降る雪の深さの合計は、
1月:119cm
2月:93cm
3月:27cm
そして1ヶ月での雪の日の日数は、
1月:19日
2月:16日
3月:8日
となっております。
ということは、2月の気候は1月ほど雪がキツくなく、しかも3月ほど雪を拝める日が少ないということもないので、
兼六園の雪を堪能するには、丁度いい月と言えるのではないでしょうか!
雪景色の兼六園はどこを切り取っても、水墨画のような世界ですので、ゆっくりと美を感じながら散策してみて下さい!
霞ヶ池周辺
いきなり無難な選択肢でしたでしょうか…
しかしこの霞ヶ池は兼六園に訪れたら、必ず行かなきゃいけないスポットですよね!
兼六園のシンボルの雪景色は絶品ですよ!
一般的に霞ヶ池に関しては、ことじ灯籠の方からのビューポイントが有名だと思います。
ガイドブック等によく使われているのも、ことじ灯籠からの写真ですよね。
こんな感じの写真です↓
©石川県観光連盟
もちろん美しいのですが、、、
ことじ灯篭からだけでなく、色んな角度から霞ヶ池を見てみて下さい!
金沢着。
中部北陸ツアーも残すところ5ステージとなりました(^^)本日は移動のみということで、雪の兼六園に行って参りました。
腰から、高いところでは肩近くまで積み上がっている雪のおかげで、一瞬みただけではどこがどこだかわかりません!!
霞ヶ池が凍っています....!!! pic.twitter.com/9vR1jj2mgu
— 中原 三桜里 (@Saori_Nkhr_09) 2018年2月9日
今朝の兼六園は霞ヶ池に雪が積もる程の寒さでした。大雪も悪くない。#石川県 #金沢 #兼六園 #東京カメラ部 pic.twitter.com/xEL9OT9Qns
— Tetsuya Tsurumi (@t_tetsuya) 2018年1月13日
出典:兼六園観光協会
氷が張った姿が一面に広がる光景は、この時期にしか見ることが出来ませんね。
水墨画のような美しさに例えられるのも納得できますよね!
眺望台
霞ヶ池を右に眺めながら、散策を続けますと、眺望台にたどり着きます。
この眺望台から180度に広がるパノラマビューも見逃せません。
正面の黒瓦の町並みや、その奥の卯辰山が真っ白に染まった姿は一見の価値ありですよ。
数少ないですが、晴れて空気の澄んだ日には日本海や能登半島まで見ることが出来ます!
ふらっと…城下町・金沢
日本最古の噴水
眺望台から望む…街並み
行燈も雪にスッポリ…
雪景色の兼六園 pic.twitter.com/SUroUGXjPG
— 龍馬…… (@18Wingroad) 2015年2月10日
雪の金沢・兼六園、眺望台より医王山を望む。 pic.twitter.com/Y8JXRtVh8Q
— けっぱ (@keppa05) 2018年2月11日
瓢池周辺
この瓢池に関しては、是非雰囲気込みで堪能してほしいスポットですね。
瓢池の周辺を翠滝の音を耳にしながら、日暮らし橋、汐見橋と渡り、海石塔や夕顔亭へ徒歩を進める…
やはりそうなりますと、朝がオススメになりますね。
日本の美を感じる事ができる素敵なコースです。
雪の瓢池(ひさごいけ) 兼六園 金沢 #kanazawa #金沢 pic.twitter.com/YtWalmsE4K
— 世話人3 (@sewanin3) 2015年1月4日
雪の金沢・兼六園、凍った瓢池と噴水。 pic.twitter.com/hBlOFSug80
— けっぱ (@keppa05) 2018年2月11日
この兼六園は
10月16日から2月の末日までは、朝の8時からの開園なので、(早朝開園は除く)
朝一番から一時間ほど散策してみてから、兼六園内の茶屋で朝ごはんというのもおすすめです!
夜のライトアップ(冬の段)も忘れずに!
また忘れてはいけないのがライトアップですね。
この兼六園では毎年、「金沢城・兼六園ライトアップ【冬の段】」と銘打って、
無料でライトアップされた兼六園を楽しむことが出来ます!
2018年の開催日時は
2月2日~20日の間の17:30~21:00です。(入園は20:45分まで)
となっております。
是非、この時期のこの時間にしか拝めない光景を、無料で楽しんじゃいましょう!
雪吊り
夜間の雪吊りは光に照らされて、その円錐状に空に伸びる姿は、光り輝く傘のようです!
手前の池も鏡の役割を果たし、昼には決して拝めない造形美を見ることは出来ます。
©石川県観光連盟
近くから見るのもいいですが、少し引いてみてみますと、全体の雄大さ、壮大さを感じることが出来ます!
©石川県観光連盟
私は雪吊りは遠くから見たほうが美しいと感じます!
皆さんはどうでしょうか?
内橋亭
霞ヶ池の西南岸に設けられた水亭、内橋亭。
四季折々で色々な眺めを提供してくれますが、明かりが池に反射する夜は一際映えます。
©石川県観光連盟
海石塔
日暮らし橋を渡り、中島に着くと海石塔が建っています。
高さ4.1mの六重の塔で、物静かな雰囲気の中、凛としている佇まいは非常に味わい深いです。
そんな海石塔も、ライトアップされますと、一変して優雅な雰囲気で見応えがあります。
©石川県観光連盟
個人的にはこの瓢池周辺はライトアップされていない、普段の風景のほうが好きなんですけどね…
まとめ
以上が兼六園の見どころ!2月はライトアップされた雪景色が格別!のまとめでした。
まとめてみますと、、、
・2月の兼六園は雪景色を見るには一番いい月!
・2月の兼六園は日中はもちろん、夜間の無料開園も利用するのがオススメ!
・2月2日~20日の間の17:30~21:00には兼六園では、夜間のライトアップが開催される!
こんな感じでしょうか。
やはり雪景色を見るのにオススメの月なので、
出来たら前日に雪が降りそうな日など、上手く日程を調整して見るのもいいかもしれません。
少しでも皆様のお役に立てたなら、幸いです。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。