こんにちは
日本三名園の一つであり、加賀百万石の美を象徴する観光地である兼六園。
今回はそんな兼六園の見どころを12月に絞って紹介していこうかと思います。
北陸特有のさむ~い冬が到来してきますので、何よりも寒さ対策もして散策するのがおすすめになります!
雪がなくても美しい12月の兼六園
北陸の冬を象徴する「雪吊り」、この作業が終わるのは12月の中頃です。
昔はその時期になれば、雪も本格的に降り始めてきますが、ここ近年は暖冬の影響もあり、
私達がイメージするような兼六園が、雪一色になるような日は少なくなってきました。
しかし、雪は降らない日、降る日どちらでも美しい風景を楽しむことが出来るのが兼六園なのです。
冬の椿
兼六園の南の入り口である小立野口からまっすぐ進んだ山崎山山下の苔地、
その手前に、龍の形をした自然石があります。
名前はそのまま「龍石」と呼ばれています。
(他に園内には、虎石、獅子巖があり、これらを兼六園内の3要石と呼んでいます。)
ここには「龍石の椿」で有名なヤブツバキがあります。
兼六園の椿と言ったら、やはりこの「龍石の椿」でしょうね、
花をたわわに付けていて、その紅色の花びらに、大小様々な白いまだら模様が美しく散らばっていて、
非常に珍しく、12月の寒さに彩りを添えてくれます。
またこの「龍石の椿」以外にも、桜ヶ岡口のすぐ側にある、ことじ椿もこの時期に真っ赤な花をつけ始めますので、こちらも非常におすすめです。
兼六園椿咲いてた…!見頃はこれからね。 pic.twitter.com/2DpJnfs60b
— リュカ (@luca5001) 2015年12月29日
兼六園に咲いていた赤い可愛らしい花。椿かな。 pic.twitter.com/d4euYb7OFQ
— コトリレイコ (@cotorireiko) 2015年11月16日
十月桜
この名前の通り、10月中旬頃から花をつけ始める「十月桜」もまた、おすすめです!
周りの紅葉が地に落ちた中、凛として桜の花をさかしているその姿に、強さと美しさを感じてしまいます。
千歳橋から上流にある花見橋までの曲水のほとり、塩釜桜のすぐ近くで咲いています。
兼六園行ってから、今日の宿へ。少し雪が積もってるなかで桜が!十月桜だそう。 pic.twitter.com/RhmImylT8r
— 綾耶 (@aruko_73) 2017年12月27日
十月桜 兼六園 金沢兼六町 #kanazawa #金沢市 pic.twitter.com/UblJhfbzNu
— 世話人3 (@sewanin3) 2015年11月21日
雪吊り
12月の前半の間はこのように雪吊りの作業をしています。
見ているこっちがヒヤヒヤするような作業ではありますが、やはりプロの鮮やかな仕事は一見の価値ありです。
写真提供:金沢市
青空とのコントラストが非常に美しく、北陸でしか見られない風景なので、おすすめです!
むしろ雪がないほうがキレイに感じるくらいです!
雪景色のために天気予報をチェック!
昔と比べたら、12月の雪景色というのも減ってきた兼六園ですが、
もちろん雪が降らないなんてこともありません!
ということで、難しいでしょうけど天気予報をチェックしながら、
上手く雪に合わせて調整して頂けたらと思います!
そして雪の兼六園の絶景を堪能してみて下さい!
例えば、こちらは兼六園内の噴水ですね。
時雨亭跡地から道を挟んで向かい側に位置しています。
雪の兼六園 たまげたなぁ pic.twitter.com/Ar4RXeQafB
— 🎸偽娘ちゃんみお🦆@GDB (@Ling_tosite_GDB) 2017年12月17日
この兼六園は流石「雪の兼六園」という歌が出ているほどで、
雪景色ならどこを背景にしても絵になるので、
寒いですが、ただつらつらと歩くだけでも満喫できますよ!
写真提供:金沢市
そして、寒さに震えながら、桂坂口近くの茶店通り(ちゃみせどおり)へ行き、
暖を取り、一休みするのが王道とも言えるコースでしょうか。
時雨亭
出典:http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/new/sigurete/siguretei.html
堤亭
出典:https://kenrokuen.or.jp/chamise/tsutsumitei/
どこも一休みにはもってこいの場所ですし、これらの他にも色々と茶店はあるので、こちらをご覧ください。
年末年始の無料開園
さて、この兼六園は年中無休です。
ということは年末年始もこちらに行くことは出来ます。
しかも、12/31〜1/3の間は無料で入園出来ます!
更に更に、大晦日と元旦に至っては、夜間も開園しています。
ちなみに昨年は12月31日の午後5時から、1月1日の午前8時にかけての終夜開園でした。
今年も同じスケジュールなのでしょうか。
ということはこのように兼六園で、年越しというのも可能なんですね!
ちなみに紅葉や桜の時期とは違い、ライトアップは行われないので、
それは頭に入れておいたほうが良いですね。
金沢で年越し
雨の兼六園 pic.twitter.com/aASIbSpzP9— marururu0823 (@marururu0823) 2017年12月31日
まとめ
以上が兼六園の見どころ!12月は冬の椿がおすすめ!のまとめでした。
まとめてみますと、
・12月の兼六園は昔に比べ雪景色が見られる日は少なくなってきた
・しかし雪が降らなくても椿の姿や十月桜など、見どころは沢山
・もちろん雪景色の兼六園を見るために日程調整するのもあり!
・北陸の寒い観光を終えたら、茶店で一休みもおすすめ!
・年末年始の兼六園は、無料開園を行っている!
こんな感じでしょうか。
日本三大庭園に数えられる兼六園、その中でも龍石の椿は一見の価値ありです。
少しでも皆様のお役に立てたなら、幸いです。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。