胡麻油といえば、中華料理で使うもの。と、思いきや最近では胡麻油の可能性が話題になっています。
最近スーパーでも売られている白と黒の胡麻油の違いや、酸化について、またウワサのうがい方法について調べました。
胡麻油は酸化しないって本当?
胡麻油は、食用油のなかでも酸化しにくい油ですが、空気や光、熱などにより、酸化や劣化が進んでしまいます。
おいしく食べるためには、正しく保存して、早めに使いきる必要があります。
胡麻油を酸化しにくくする保存のポイント
胡麻油の保存は暗い場所に常温で 冷蔵庫に入れる必要はありません。
温度の高いところは避けて、ガスコンロのそばなど、温度が高くなる場所には置いてはいけません。
空気になるべく触れさせないように、開封後はしっかりフタをして、なるべく早く使いきるようにしましょう。
仮に理想的に保管されていたとしても油の酸化は少しずつ進んでいます。
一度開封した商品、または賞味期限後の使用については、開封後は時間が経つにつれ風味が低下するので、新鮮なうちに使いきれるサイズのものを選び、早めに使いきることがおすすめです。
胡麻油の白と黒の違いは?
あまり見かけない白い胡麻油は、瓶に入っていると薄い琥珀色に見えますが、白いお皿に垂らすと無色透明です。
香りもほとんどなく、味はうっすらナッツのような香ばしい風味があります。
逆に、スーパーでよく目にするのは黒胡麻油です。
濃い琥珀色の胡麻油で、臭いも強く、香ばしいゴマの風味とほんのり苦みがあります。
その色の違いから原料が違うと思われがちですが、実は同じ原料で栄養成分も同じです。
違いは、焙煎の具合の違いで、高温で時間をかけて煎れば煎るほど、油の色は濃く仕上がり、香りが強くなり、焙煎の工程がない白い胡麻油は、無色・無味に近くなるというわけです。
胡麻油で噂のうがい法とは?
○準備
- 太白(純白)ごま油
- 保存用の瓶(出来れば遮光瓶)
- 鍋
- 温度計
①まずは、白胡麻(太白)油をうがいに使用する前に「キュアリング」という加熱処理をします。
○キュアリング方法
- 太白(純白)ごま油を鍋に入れ、弱火で加熱します。
- 温度計で、90℃くらいまで温度が上がったら火を止めます。
- 鍋を濡れ布巾の上に置きます。 ※余熱で100℃くらいまで上がります
- 人肌くらいの温度まで下がったら、保存容器へ移します。
※キュアリングしたごま油は3か月程もちます。必ず冷暗所で保管してください。
②キュアリングしたごま油を大さじ1〜2杯口に含みます。
③口全体にごま油が行き渡るように、口を上下左右に膨らませながらクチュクチュとゆすぎます。
④上を向いてガラガラとうがいをします。
⑤ティッシュペーパーに吐き出し、お湯で口をゆすぎます。
白胡麻油が手に入れば、うがいは簡単ですね♪
白胡麻油でうがいすると期待できる効果は?
①白髪が生えにくくなる?!
ゴマに含まれる「ゴマリグナン」という抗酸化物質は、エストロゲンに似た性質を持っています。
女性ホルモンであるエストロゲンが減少することで、白髪にも影響が出てくるので、胡麻油うがいにより体内の活性酸素が除去されることで、全身の巡りが良くり、頭皮の血行も良くなり、健康な髪が育ちやすくなるそうです!
②ほうれい線も消える?!
口の中を上下左右に膨らませながらうがいをすることで、頬や口周りの筋肉が鍛えられるだけでなく、胡麻油の抗酸化成分が肌にハリをあたえ、ほうれい線が消えるそうです!
③口臭予防にもなる?!
白胡麻油には、洗浄作用があり、口臭の原因となる舌についたコケが落としやすくなるそうです!
④デトックス効果までもある?!
胡麻油に含まれる抗酸化作用は、身体の新陳代謝を活発にし、細胞の生まれ変わりを正常に保ってくれる働きが期待出来るそうです!
料理だけでなく、白髪やほうれい線を予防してくれる「胡麻油うがい」。酸化しにくいからだづくりに取り入れてみてはいかがでしょうか?