フローリングの汚れや黒ずみの落とし方とそのお手入れ方法は、原因によって違うことをご存知ですか?原因ごとの落とし方やお手入れ(予防方法)などをご紹介していきます。
なんでフローリングの汚れ黒ずみができるの?
「皮脂の汚れ」「油汚れ」「かび」主にこの3つが、フローリングの黒ずみの原因といわれています。
皮脂や油での汚れの場合は、アルカリ性または中性洗剤で落とすこと。
カビの場合はアルコール除菌などで落とすことがよい方法です。
むやみにこすることや、間違った洗剤などを使用した場合、フローリングが傷んでしまうことがあります。
あまり効果がない時は無理をしないで専門業者などに相談することも大切です。
フローリングの汚れ黒ずみの原因とそれぞれの落とし方
皮脂の汚れ
フローリングの部屋では、素足でいることも多いと思います。足裏は人間が汗をかきやすい場所です。汗でむれた足の繁殖した雑菌や皮脂がフローリングにつき黒ずみの原因となるのです。
日々の掃除であれば、乾拭きと掃除機で十分です。
黒ずみをしっかり落とす場合は、アルカリ性の洗剤、または中性洗剤を固めに絞った雑巾で拭きとる方法がよいでしょう。(水分を残さないことが大切です)
油の汚れ
キッチン周辺のフローリングの黒ずみには油汚れの場合があります。
また水しぶきがとんでしまってそのままにしておくと変色してしまいます。
中性洗剤やアルカリ性の洗剤でも十分効果がありますが、「重曹」も効果が高いです。
重曹には油を分解する効果や、こびりついた汚れをこそげ落とすことにも優れています。
かびによる汚れ
フローリングの窓のまわりや脱衣場、カーペットや布団の下など、結露が出るような場所に黒くみえたら、それは「かび」かもしれません。
注意したいのは、すぐにカビ取り洗剤を使用しないこと。(フローリングが白くなってしまうことがあります)
アルコール除菌スプレーをカビに直接吹きかけ、乾かします。この方法2~3日続けてみましょう。こすりすぎたりしてはフローリングを傷めることがありますので。無理はしないこと。
フローリングのお手入れ方法は?
黒ずみや汚れが目立たなくなるところまで、きれいになりましたら、ワックスをかけることも予防になります。コーティング効果やつや出しにもなります。
市販のワックスシートでも十分ですが、もしなければ、お米のとぎ汁でも代用になります。
「界面活性剤」のよう効果があり、つや出しもできます。
日々のフローリングのお掃除方法で、一番良いのはなんだと思いますか?
「掃除機をかける」「乾拭きをする」「水拭きをする」
日々のフローリングのお掃除は「乾拭き」が一番いいのです。
掃除機では細かい埃などが、取りにくいことと、水が苦手なフローリングに掃除機では水を取ってくれないからです。
乾拭きで、ほこりや水分までとることが出来ます。
水拭きはお天気の良い日に、固く絞った雑巾で行いましょう。
フローリングのお手入れで注意すること
- 水分は、フローリングを傷める原因になります。すぐにふき取ること。
- 重曹は研磨剤が含まれていますので、濃度に注意。コーティング効果のワックスがはがれてしまうことがあります。
- 黒ずみ、汚れの原因と落とし方を間違ってしまうと傷める原因になります。
フローリングの汚れ黒ずみの原因や落とし方とお手入れ方法のまとめ
フローリングの汚れ黒ずみの落とし方とお手入れの方法は、その原因によって方法が異なります。
黒ずみ汚れの原因は、「皮脂、油、カビ」の主に3つ。中性洗剤やアルカリ性の洗剤は。皮脂や油汚れの黒ずみに効果的です。
カビが原因の黒ずみは、アルコール成分が、含まれているものが効果的です。カビ除去洗剤などはすぐには使用しないこと、フローリングに合わないと、傷めてしまったり、変色してしまったりすることがあります。
日々のお手入れは掃除機より乾拭きのほうが効果的です。掃除機では水分が取れないからの理由は納得です。
乾拭きならば、忙しい毎日でも続けられます、
ワックスも市販のワックスシートで十分なコーティング効果になり、ないばあいはお米のとぎ汁をスプレーしても同じ効果がありますが、必ず水分をふき取ることを忘れないようにしましょう。